本当にスマホから売れているのか?
2017-12-21
わたしは、セミナーなどで、1つ5万円利益がとれるサイトを10個もちましょう。
とよくお伝えしています。
(数字は3万円であったり、サイト20個であったりと状況によって変えますが)
要は、複数のキャッシュポイントを持ちましょう、ということです。
コンサルティング会員さんで、1つのサイトで100万売上が出れば、「サイトの分散」をお願いしています。同時にアマゾン、eBayなどへの出品にも注力していただきます。
売れれば売れるほど作業は増えます。
キャッシュポイントを増やすと前述しましたが、言い換えれば、リスク分散です。
最近はこちらの考え方の方が大きくなってきました。
たくさんサイトを運営している方はおわかりですが、同じ商材を売っていても、アクセスであったり、売れ筋など違ってきます。
サイトひとつひとつにクセというか、特徴があるんです。
ですので、マクロ的な情報を鵜呑みにすると、全然成果がでない場合があります。
そのひとつがサイトのレスポンシブ化。
スマホなどでサイトを見るとスマホサイズに変換されるものです。
いまや必須化されていますね。
なぜレスポンシブ化にしなければいけないのでしょうか。
・みんながやっているから。
・Googleが推奨しているから。
・売上が上がると言われたから。
いろいろ理由はありますが、「売上が上がる」という観点で考えると、こと海外向けの場合は、レスポンシブ化する必要はないと考えています。
300近いサイトを持っていますが、売れているのはパソコンからのサイトが多いからです。
スマホからのアクセスは本当に増えてきましたし、もちろん、スマホでも売れるようにはなってきました。
しかし、まだまだPCが多いんです。
こちらは、今年立ち上げた海外販売サイトです。
ASPの方が分かりやすいと思い、9・10・11月の売上をまとめてみました。
スマホのアクセスは、PCの2/3くらいです。売れているのはPCですね。
アマゾンやその他大きなマーケットプレイスでは、スマホからの注文は増えています。これはデータにも表れています。
しかしわたしたちが作るサイトはまだまだスマホからの注文が少ないのも事実なのです。
弊社がレスポンシブ化する理由は、「Googleの影響があるからだけ」です。
仕方なしにやっています。
お伝えしたいのは、情報を鵜呑みにしないということ。
自分の状況を分析して判断していかないと成果がでるのに遠回りしてしまいます。
「みんなやっているから」という主体性のない理由で行動するのはあまりお勧めできません。